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セオリー

セオリーとは 「理論・学説」 や 「確立された手法」 などの意味を持つ言葉です。

セオリーは英語で 「theory」 と綴り(つづり)ます。

英語では「理論」や「学説」といった意味で使われますが、日本語では 「確立された手法」 という意味で使われることが多いです。
確立された手法とは将棋でいうところの 「定跡(じょうせき)」 のことです。
わかりやすくいえば 「最善とされているやり方」 のことですね。
ちなみに囲碁の場合は石を使うゲームなので「定石(じょうせき)」と書きます。
意味は同じです。

 

野球でいうセオリーとは、誰もが考える作戦のことをいうことが多いです。

 

よく解説の方が『ここはセオリー通りいくべきでしょう』とか『これはセオリーではないですね』とか言うことがあります。

 

これだけ今は情報が拡散しているのでちょっと勉強すれば野球のセオリーは何なのかはわかります。

 

勉強しなくてもある程度野球に関わっていればわかってきます。

 

では、セオリー通り野球をするのが良いのでしょうか?

 

セオリー通り試合をすれば勝てるのでしょうか?

 

セオリーを誰もがわかっていれば、もちろん相手チームもわかっていることになります。

 

相手チームの作戦(サイン)がわかっていれば簡単に対処することができてしまいます。

 

もちろんセオリー通りする場面も必要だと思います。

 

しかし、セオリーをみんながわかっていればもはやセオリーはセオリーでなくなってしまいます。

 

解説の方は、セオリー以外のことをやって成功すれば褒めてくれますが、失敗すればたたかれてしまいます。

 

ですが、失敗を恐れていては何も生まれません。

 

リーグ戦とトーナメントでは、違ってくると思いますが指導者の方は思い切った作戦をしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

失敗しても成功しても学ぶことは多いと思います。

 

気をつけなければいけないのは、選手もセオリーを知っているということです。

 

セオリー以外のことをやるときは、選手にしっかり説明することや説明できることが大切になってくるでしょう。