報復
野球にも暗黙のルールやマナーが存在します。
これを破ると報復されます。
当たり前のことですが、これを知らない日本人は多いです。
選手はもちろん、指導者もそしてプロであっても知らない人は多いです。
この間、清宮選手が受けた報復は大量リードでの盗塁が原因でした。
これぐらいはアマチュアの選手や指導者であっても分かっておかないといけないでしょう。
特に国際大会に出場する選手や指導者は絶対に知っておかないといけません。
選手の判断で盗塁をしたのか、サインが出ていたのかはわかりませんがマナー違反は選手に返ってきます。
そして、このケースでもう一つ問題はあります。
相手のカナダ選手にも実はマナー違反がありました。
このようなマナー違反への報復は、デットボールで返します。
時には乱闘になることもありますが、普通はマナー違反を犯した選手か四番バッター、もしくは両方に当てるのが一般的です。
しかし、デットボールを当てるにもマナーがあります。
こういったケースでは、腰より下に当てるのがマナーです。
このように肩付近に当てるのはマナー違反です。
選手生命を奪いかねません。
この場合、逆に日本が当て返してもわたしは良いように思います。
ですが、本当に当て返していたら間違いなく乱闘にはなっていたでしょう。
暗黙のルールやマナーは選手のためにも勉強しておくべきでしょう。
日本ではあまり馴染みはないですが、世界に出ると当たり前のことです。